猫をキーワードに、仙台とゆかりのあるアーティストとともに新たな舞台作品づくりに参加してみませんか?
仙台市市民文化事業団の設立30周年を記念して、市民とみんなで創り上げるオリジナルミュージカル「仙台ねこ」の事業がスタート。2016年6月2日に記者発表会が行われました。
学都・楽都とも称される仙台は、文化と芸術にすぐれた人物を多く輩出しています。
仙台にゆかりのあるプロの演出家、音楽家が市民と一緒に舞台を創り上げていくことで、舞台芸術が身近なものになる機会にと、このミュージカルは来年2017年8月公演に向けて、約1年間をかけてまっさらな状態から市民参加型で創られていきます。
キーワードは「猫」。
伊達政宗の側室「猫御前」、「猫の島」と呼ばれる田代島があったりなど、宮城はひそかに猫にご縁のある土地。
そして、このミュージカルの作・演出は、人生を猫とともに歩み、猫にアイディアをもらい過ごしている梶賀 千鶴子さん。劇団四季をはじめ、たくさんのミュージカル作品の演出に携わっています。宮城出身の誇るべき方です。今回のミュージカルは、仙台を猫から発信するような物語性、アドベンチャー感のある作品にしてブームを巻き起こしたいと話されていました。
出演する人たちは、梶賀さんのインスピレーションをもとに、個性あふれる猫役に抜擢されていきます。みなさんは気分屋の猫、まじめな猫、シャイな猫、どんな猫を演じることになるのでしょう。
ミュージカル仙台ねこ出演者オーディション応募受付
■ 応募期間
2016年6月2日(木)~6月24日(金)※必着
■ 応募方法
応募用紙に必要事項を記入し、以下の宛先まで郵送・FAX・メールにてご応募ください。
仙台市市民文化事業団ホームページから様式をダウンロードすることができます。
http://web.midc.jp/bunka/event/shousai.php?id=9351
[宛先]
仙台市市民文化事業団事業課
〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5
FAX 022-727-1874
Eメール info@sendaicf.jp
■ お問い合わせ
TEL 022-301-7405 (平日9:30~17:00)
■ 公演日
2017年8月19日(土)・20日(日)
■ 会場
日立システムズホール仙台 シアターホール予定
メインスタッフ
[作・演出・振付]
梶賀 千鶴子(かじか・ちづこ)氏
宮城県生まれ。
劇団四季入団後、浅利慶太氏の要請により「キャッツ」や「コーラス・ライン」「ジーザス・クライスト・スーパースター」などの演出補をはじめ、「ユタと不思議な仲間たち」「人間になりたかった猫」「魔法をすてたマジョリン」「むかしむかしソウがきた」「エルリックコスモスの239時間(エルコスの祈り)」等では作家・演出家として活躍。故郷仙台にSCSミュージカル研究所を開設し、これまでに仙台で創作したミュージカルは140を超える。
[音楽]
日高 哲英(ひだか・てつひで)氏
作曲家/編曲家
東京音楽大学作曲科、同大学院修士課程修了。作曲を西村朗、指揮を三石精一、尺八を横山勝也に師事。多くの演劇やラジオドラマ、映画作品の音楽を手がける。また、コンサート作品の作曲、編曲、指揮など、さまざまな音楽活動を展開している。
[プロデュース]
廣瀬 純(ひろせ・じゅん)氏
舞台プロデューサー、シンガー、シンガーソングライター
山形県米沢市生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒。 1990年にSCSミュージカル研究所を設立。国内外でのオリジナルミュージカル上演・プロデュースならびに音楽制作活動を続けている。